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2024年5月9日
探偵豆知識

【探偵豆知識】夫の死後でも慰謝料請求できる!不倫相手に正当に報復する方法!

敷島製パンが自社製品の「超熟」にクマネズミの体の一部が混入したとのことで、約10万個を回収するとの発表がありました。

多くの人から愛される製品だけに、すでに口に入れてしまった人も多く、大変な騒ぎになっています。

起こってしまったことは仕方がないとはいえ、原因の究明と再発防止に全力で取り組んでもらいたいものですね。

さて今回は、夫の死後でも不倫相手へ慰謝料請求する方法や注意点について詳しくお話ししていきます。

夫の死後であっても、条件しだいでは不倫相手に慰謝料請求できるので、あきらめてはいけません。

とても興味深い内容ですから、ぜひ、最後まで読んでみてください。

1.夫が死亡してしまった!不倫相手に慰謝料請求したい場合のチェックポイント!

不倫していた夫が死亡してしまった場合でも、不倫相手に慰謝料請求できることがあります。

こちらでご紹介する3つのポイントを、チェックしてみてください。

その1:不倫相手の本名・住所などの基本情報をつかんでいる

まずは、不倫相手の本名や住所などの基本情報をつかんでいることが大前提になります。

これは、どこの誰に対して慰謝料請求をするのか、確定する必要があるからです。

なんとなく不倫相手の存在は知っているけど、本名や住所などは分からないというのでは困ります。

今からでも遅くないので、不倫相手の本名や住所などの基本情報を調査しましょう。

「確実ではないけど手がかりはある」といった場合などは、探偵事務所に調査を依頼するのがおすすめです。

その2:不倫の客観的な証拠をつかんでいる

不倫相手から確実に慰謝料を支払ってもらうには、不倫の客観的な証拠をつかんでいることが前提になります。

客観的な証拠があれば、たとえ夫が亡くなっていたとしても、不倫の事実があったと主張できるからです。

たとえば、夫と不倫相手がラブホテルに出入りしている画像や動画、性行為もしくは性行為に近い行為を撮影した画像や動画などがあれば、一番でしょう。

夫の生前にきちんと不倫調査をしており、不倫の客観的な証拠をつかんでいれば、話はスムーズに進みます。

なお、夫の生前に客観的な証拠をつかんでいない場合でも、不倫相手から慰謝料を支払ってもらう方法はありますから、自己判断であきらめてはいけません。

その3:不倫の時効を迎えていない

実は、不倫の慰謝料請求には、時効があります。

たとえ夫が不倫していたことが事実であっても、不倫の時効を迎えていると、法的に慰謝料請求をする権利を失うので注意してください。

不倫の時効は、夫が誰と不倫しているか知ったときから3年、もしくは、不倫の事実があったときから20年のいずれか短いほうになります。

つまり、皆さんが夫と不倫しているのが誰かを知らなかった場合は、不倫の事実があったときから3年以上経過していても、20年以内であれば有効となるのです。

なお、万が一不倫の時効を迎えていても、不倫相手が慰謝料を支払う意思がある場合は慰謝料を受け取ることができます。

2.不倫相手に慰謝料請求しよう!どんな方法や注意点がある?

ここでは、死亡した夫の不倫相手に慰謝料を請求する方法や注意点について、具体的に見ていきます。

不倫相手から確実に慰謝料を支払ってもらうためにも、よく読んでみてください。

その1:不倫相手に請求する慰謝料の相場は?

不倫相手に請求できる慰謝料の相場は、50万~300万円程度になります。

夫の死後であっても、不倫の事実を客観的に証明できるのであれば、十分可能な金額です。

ただし、実際の金額については、不倫していた期間や回数、離婚の有無などによって大きく異なります。

また、不倫相手の支払い能力も影響するので、注意が必要です。

その2:不倫相手に慰謝料請求する方法は?

不倫相手に慰謝料請求する方法は、話し合いの場で直接請求する、内容証明郵便を送付する、慰謝料請求訴訟を起こすの3つがあります。

このうち、話し合いの場で直接請求する方法と内容証明郵便を送付する方法で支払ってもらうことができれば、大きな問題はありません。

しかし、不倫相手が慰謝料の支払いを拒否した、いったん承諾したものの支払いが滞っているといった場合は、慰謝料請求訴訟を起こすことを検討してみてください。

不倫相手に対して合法的な方法で制裁を与えたい場合は、最終的には司法の力を借りましょう。

その3:信頼できる弁護士に相談してみるのがおすすめ

慰謝料請求の手続きを進める際、不倫相手に慰謝料を確実に支払ってもらうためにも、信頼できる弁護士に相談してみるのがおすすめです。

法律の知識に基づいて的確なアドバイスをもらえるほか、心強い存在になってもらえます。

また、弁護士の名前を出すことで、不倫相手に対して一定のプレッシャーを与えることができ、慰謝料のスムーズな支払いにつながることでしょう。

弁護士費用はかかりますが、費用を支払ってもなお大きなメリットがあるといえます。

まとめ

今回は、夫の死後でも不倫相手に慰謝料請求できる条件や方法について詳しくお話ししました。

もしも夫が死んでしまっていても、条件しだいでは不倫相手に対して慰謝料請求できることがあります。

ただし、不倫の客観的な証拠を用意することが前提となるでしょう。

そのため、夫が存命中に速やかに探偵事務所に不倫調査を依頼し、客観的な証拠をつかんでおくことが一番といえます。

とはいえ、不倫の客観的な証拠がない場合でも、探偵事務所での調査によって一定の条件を満たすことで、不倫相手に慰謝料請求できる可能性があるため、あきらめてはいけません。

私どもでも、不倫調査や個人の所在調査などを数多くご依頼いただいた実績があり、おかげさまで多くの皆さんからご好評をいただいています。

ご相談・見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。